葬祭業者に求められる相続の知識と現場での使い方

これからの時代、
葬祭業者でも相続の知識をもっているということが
生き残りの策だと思っています。

実は、葬祭業者って現在けっこう厳しい状況なのです。

高齢化社会ということもあって、
葬儀の数は増加しているのですが、
1件あたりの単価が下がってきているのです。

これはお葬式の考え方もあるのでしょうが、
比較的シンプルな式を挙げられる方が増えてきたんです。

そのため、
忙しいけど儲からないというような状況になってきています。
また、インターネットによる新規参入などもあり、
うちのような地方の地場の葬祭業者って結構厳しいのです。

葬祭業者って営業がかけにくいんですよね。
あっ、もちろん病院には営業をかけますよ。

しかし、個人のお宅に営業かけるわけにはいかないじゃないですか?
それって、「誰か死ぬ予定ありませんか?」聞いているようなものですから・・・
そのため、病院からご紹介があって、
「はじめまして」というお付き合いですから、
経営的にも考えないといけなかったのです。

そこで、葬祭事業を営みながら考え出したのが相続分野への進出でした。

実は、これまでも葬儀の時にちょっとしたことをしていたんです。
葬儀費用は、相続財産から控除できますから、
故人の銀行口座の件とか、
そういったことをちょっとアドバイスしていたんです。
これが、結構好評だったので、相続分野へ進出してみたんです。

まずは、勉強のために、相続診断士の資格を取りました。
こうして、相続全般の知識を得ておいて、
葬儀という側面から拡大を図っています。

例えばですが、現在好評なのは、葬儀が終わった後、
亡くなった方の社会手続きなどのサポートをさせてもらっています。

やらないといけないことを一覧表で示してあげて、
どうすればいいかをアドバイスしています。

そして、そこには、相続がほとんどの場合発生しています。
なので、「もしよかったら」という形で、
相続における一連の作業を、
グループを組んだ税理士さんたちとサポートしています。

ご遺族の方たちは、葬式だけで精一杯ということが多いため、
相続のことまで申し出てあげると、
渡りに船という感じでご相談頂けます。

さて、こうして、葬儀の側面から、
相続に近づいていった私たちの会社ですが、
さらに拡大して、
相続税の事前相談分野にも乗り出そうと思っています。

ちょうどよく、「エンディングノート」というものが流行っています。

ここには、事前に葬式の内容なども記載されていますが、
それだけではありません。

むしろ、相続税や贈与税もひっくるめて財産をどうするか
ということを記載してもらうことになりますから、
本業も含めて1件あたり結構な金額になるのです。
今後は、本業の葬祭業と同時に相続の分野へも進出して、
もうちょっと会社を大きくしようと思っています。

そういうことで、
現在、新しい会社を登記するために動いています。
なにせ、葬儀社という名前で、
個人宅に営業をかけるのはできませんからね。

サブコンテンツ

このページの先頭へ