お客さんからよく聞かれる相続に関する10の質問とベストアンサー

相続というのは、人間数度しか経験しません。
また、法律や税金などが加わって、ちょっと複雑な内容となっています。
そのため、相続については多くの質問が寄せられるのですが、その中でも
問い合わせが多いものをご紹介します。

Q1 父母が亡くなり相続をしないといけないのですが、
  どのようにしたらよいのでしょうか?

A1 相続にあたっては、ちょっと面倒な作業をしなくてはなりません。
  まず、父母の財産を調べてどれだけの遺産があるのかを
  把握することが必要です。
  その上で、相続人でどのように分けるかを相談して、
  遺産分割協議書を作成します。
  これによって、誰がどれだけの遺産を相続するかが明確に
  なりますので、名義変更等の処理を行っていきます。
  なお、相続財産が多い場合には、相続税が発生するのですが、
  納税までの期間は短いため、
  出来るだけ早く手を付けることをお勧めします。
  また、名義変更等も必要とされる書類が多く、
  煩雑なため時間がかかることを想定しておきましょう。

Q2 相続となると揉めることが多いと聞きますが、
  揉めない方法は何かありますでしょうか?

A2 相続は財産を分割するということから、
  その財産を巡ってもめることが多々あります。
  確実に揉めない方法というのはないのですが
  出来ることならば事前に相続人が話いを重ねて皆が納得するというのが、
  理想的です。
  既に発生してしまったという場合には、
  第三者の専門家に中に入ってもらって調整するのも一つの手です。

Q3 借金を残して亡くなったのですが、この借金は相続上どうなるのですか?

A3 借金も財産となりますので、相続の対象となります。
  ただし、都合よく資産だけを相続して、
  借金は相続放棄するということはできません。
  仮に借金の方が大きい場合には、相続を放棄する事もできます。
  このときは、資産も借金も放棄されます。

Q4 遺言書があったのですが、どうしたらよいでしょうか?

A4 公正証書の遺言書であった場合と、
  そうでない場合(自筆のもの)では扱いが違います。
  公正証書でない場合には、開封してはいけません。
  未開封のまま、家庭裁判所行き、検認手続きを受けてください。
  検認手続きは、偽造や改竄を防ぐための処置です。
  公正証書の場合には、この検認手続きは必要ありませんので、
  開封しても大丈夫です。

Q5 相続税はいつまでに支払わないといけないのでしょうか?

A5 亡くなった日から10カ月以内に済ませましょう。
  ただし、それまでに相続の一連の手続きが必要ですから、
  結構あっという間です。

Q6 相続税の対象にはならないような遺産額だと思うのですが、
  相続対策は必要でしょうか?

A6 基本的には必要と考えてもらったほうがよいでしょう。
  相続対策は相続税だけの問題ではありません。
  相続人が揉めないようにすることも相続対策です。
  また、遺産についても調査しなければ、
  相続の際に隠れた借金や隠し子などが発覚して、
  揉めるということもあります。

Q7 相続税の納付はどうしたらよいでしょうか?

A7 相続税の支払いは基本的に現金のみです。
  ただし、延納や物納の処置もありますが、
  一定の要件を満たさなければなりません。
  このため、相続税が発生するような相続には、
  そのためのファイナンスが必要な場合があります。

Q8 父に隠し子がいることがわかりました。
  この場合、隠し子は相続人となるのでしょうか?

A8 隠し子であっても、血縁関係があれば相続人となります。
  隠し子の場合、婚外子という表現になりますが、
  婚内子(結婚した相手との子)の半分の相続権が発生します。

Q9 相続対策とは何をやるのですか?

A9 一つは、相続人が揉めないようにあらかじめ取り決めを行うことです。
  遺言書の作成もそのうちの一つとなります。
  二つ目は、相続税対策です。
  遺産額が大きい場合には、
  相続税が発生することが多いのですが、
  事前に対策を立てることにより、相続税の支払う金額を少なくしたり、
  相続税に備えてファイナンスのプランニングなどがあります。

Q10 相続の相談はだれにしたらよいのでしょうか?

A10 相続全般の知識を持った専門家にご相談されるのが一番です。
  争いがあるとか、相続税が発生するなど、
  個別で顕在的な問題がある場合には、
  弁護士・司法書士・税理士等の専門家にお任せすればよいのですが、
  全体的なことを相談するには不適な場合もあります。
  最近では、相続に関する資格を持った専門家がいらっしゃいますので、
  その方に全体を見てもらうことをお勧めします。  

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