相続アドバイザーとは(なぜ取得したのか)

「勉強してくれる人だから頼むんだよ」そう言われは引き下がれない。
どうにかして相続の問題を解決しなくては

新米の司法書士として独立して依頼、15年程おつきあいしているお客様がいる。
不動産投資を主にされている方で、気に入られたのだろうか、
いろいろと登記の仕事をいただいていた。

たまには、遊びにおいでとごはんをごちそうになったり、
銀座へと連れていってくれたりと、正直仕事をいただいているうえに、
遊びにも連れていっていただいてありがたいお客様だった。

まぁ、そういうことで仕事を超えておつきあいをしていたので、
深いおつきあいをしていたので、ちょくちょく仕事以外の相談もあった。

ある時、深い相談があるからと、自分では絶対にいけない料亭に呼び出されたのだった。
「折り入って頼みがある、私が死んだ場合の相続がおそらく大変だから、
今のうちにできるだけ交通整理しておきたい。」
「息子と娘は、みなボンクラなんだが、それでもかわいい子供だし、
もっとかわいい孫もいる。この子たちに出来る限り財産を残してやりたいから、力を貸してくれ」

この方は、既に80歳を超えている、
不動産投資の方はまだまだ現役で仕事されているが、さすがに気になったのだろう。

私もここまでお世話になっている以上、断るわけにはいかない。
しかし、並大抵の知識ではちょっとこなせない。

「今の私では力不足ですが、満足いくように仕事をさせていただきます。
ついては、多少の時間をいただけませんでしょうか?」
「あぁ、もちろん。そうやって勉強してくれる人だから頼むんだよ。
ずっとやってきた人って、考えなくなっちゃってるから、いい仕事してくれないんだよね」
こうして、相続に関する勉強が始まったのだった。

しかし、困った。
多少の時間はいただいたとはいえ、早々長くは引き延ばせない。
司法書士とはいえ、専門や得意分野以外の業務は、心もとないところもある。
そのため、できるだけ手っ取り早く全体像をつかまないと。

というわけで探して見つけ出したのが、「相続アドバイザー」だ。

まずは、この講座に出れば、もっと相続の知識が深まるはず
NPO法人相続アドバイザー協議会が主催しているこの講座、
短期集中講義で、土日開催の2カ月という日程もありがたい。

平日はどうしても仕事の関係で時間を作るのはこの時期ちょっと難しい。
しかし、土日なら自由になる。これならもらった猶予の十分な範囲である。
代金は20万円と安くはないが、散々お世話になっているので、
これくらいは先行投資はさせてもらおう。

こうして、2カ月、合計41時間の講義を受け、「相続アドバイザー」となった。
もちろん私の本業は、司法書士。
しかし、相続には専門以外の範囲のことも含まれるので、税理士さんとタッグを組みたいところ。
これは、講座で知り合った方とグループを組むことができた。

こうして、何とか提案らしいものができるようになってきた。
まだ、内容調査の段階だが、以前と比較したら、知識は雲泥の差。
しかし、あまりに財産が多すぎて、把握して、
解決策を見つけるまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。

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