不動産業の相続診断士の活かし方

私は昨年、「相続診断士」になりました。

特に、業務に迫られたというよりも、
不動産業を営んでいる以上、多少なりとも相続に関わるので、
業務知識を得る一環として、「相続診断士」になったのです。

家業は、父親の代から続く街の不動産屋です。
大手とは違いますので、売買や賃貸の取次と、
賃貸物件の管理が主力業務です。

父親は、非常に硬く真面目にやっておりましたので、
賃貸管理を任せられている大家さんからは絶大な信用があり、
創業以来50年以上おつきあいさせていただいているところが沢山ある状況です。

これまでも多少は相続に関わる相談は受けてきましたが、
最近は特に急上昇しています。

相続税の改正が行われることもあるのかもしれませんが、
やはり少子高齢化の問題による相続人の問題や、
地方では若者の流出などによる問題などもあります。

こういった事情が重なって増えていることと考えております。
そういう意味では、現在「相続診断士」になるために、
勉強したことがフル活用されている状況です。

特に、私が住む街は大層な田舎です。
それだけ、人とのお付き合いは濃厚で住みやすい街なのですが、
一方で、弁護士をはじめとした仕業の方はほとんどいません。

そのため、ちょっとややこしい法律や税金ということになると、
大家さんとしては身近な不動産屋に話をもってこられるのです。

特に、当方の場合には、父親が築いた信頼は絶大なものがありますので、
その傾向が顕著です。
そのため、不動産に関わることは当然として、
遺言書や葬儀のことなどの相談が多いのです。

都会では墓の確保という問題があるそうですが、基本的には、この辺はない。
むしろ、手入れの面から都会へと移転させたいというような相談はたまにあります。

こういった不動産以外の相談については、
「相続診断士」となるときに勉強していたからこそ、答えられることが多いです。
もちろん、専門的なことについては、それぞれの専門家にご紹介するわけですが、
逆にそちらの方から、不動産絡みのことは任せられることも増えてきており、
細々と50年くらいやってきた不動産屋が、ここにきて右肩上がりの成長になってきております(笑)。

私の場合は、偶然ではあるのですが、「相続診断士」となることにより、
不動産業以外のつながりもつくることができ、結果として本業の業績も向上しています。

また、もともと古いお客様の大家様たちですが、
親身になって相談にのることで、父親とは違った形での、
強い信頼を得ることができるようになってきました。

そういう意味では、不動産屋としてより地盤を強固にすることに「相続診断士」は役にたっています。

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